コロンバイン・ハイスクール・ダイアリー/ブルックス・ブラウン、ロブ・メリット
1999年4月20日、アメリカ、コロラド州コロンバイン高校の高校生2人が武装して高校で爆破、銃撃事件を起こす(爆弾は不発)。教員含め13人が死亡、犯人の2人も自殺した。
これは犯人たちの友人であり、事件後共犯を疑われ苦しむことになったブルックス・ブラウンの手によるドキュメンタリ。
友人が友人を殺すという状況だけでも十分悲惨なことなのに、警察からは事件への関与をほのめかされ、被害者の友人からは殺人者の烙印をおされるなど、さまざまな二次被害が生じている。
コロンバイン事件の前にも高校では一人の学生が自殺し、事件後には二人の学生が射殺される事件があり、ひとりの被害者の母親も拳銃自殺をしている。銃社会アメリカの異常な実態がまざまざと描かれている。
コロンバイン・ハイスクール・ダイアリー | |
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