どうせ全部ほめるんでしょ?と思っちゃうと、なかなか素直に短期療法家の言葉を素直に受け入れられなくなるような気がするんだけど、やっぱりインスー・キム・バーグさんの言葉はちがったんだろうな、と思う。
Family Based Services 家族に基づいたサービス、虐待があっても基本的には分離せず家族の力を信じるというアプローチを続ければ、中には悲惨な結末に出会うこともあっただろう。ここには明確な解決なんかはなく、なるべくなら親から分離しない方がいい、しかし中にはそうせざるをえない場面もあり、どういう関わりがベストか何かはだれもわからない。
そういう混沌としてヘルプレスな状況の中で、なるべく未来を限定し、希望を失わず、前に進むこと、高額な料金で優雅に自分について考える洞察的な心理療法とは違う世界がやっぱりここにはある・・・。
家族支援ハンドブック―ソリューション・フォーカスト・アプローチ | |
Insoo Kim Berg 金剛出版 1997-06 売り上げランキング : 66812 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 解決のための面接技法―ソリューション・フォーカスト・アプローチの手引き 子どもたちとのソリューション・ワーク 解決の物語―希望がふくらむ臨床事例集 可能性療法―効果的なブリーフ・セラピーのための51の方法 森・黒沢のワークショップで学ぶ解決志向ブリーフセラピー |