著者は元アナウンサーで臨床心理士養成系の大学院に入学後、海上自衛隊で臨床心理士として働いている方。
本のタイトルって著者の手を離れてしまうというところもあるけれど、この本の場合はぴったりという感じがします。つまり「臨床心理士・吏良の〜」でもなく「海上自衛官・吏良の〜」でもなく、もう女子アナではないのに「女子アナ・吏良の〜」。内容もやっぱりジャーナリストとしてありようが、臨床心理士や海上自衛官のありようをしのいでいるように思えました。
次は是非「臨床心理士・吏良の〜」を書いてくださいね。
海上自衛隊の内情をかなりオープンにしていることは、やっぱり時代も変わったということですね。後書きを書いている自衛隊の方によると、元は mixi の日記らしいけれど、やっぱり組織のチェックは入って表現はマイルドになっているとのこと。
ちょっと厳しく書きましたが、新しい分野での(英米からの時代の遅れを考えるとめまいがするが)活動をオープンにしていただいたことは画期的ではありますから、今後ぜひともがんばってほしいですね。
女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記 | |
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