「外国人留学生のメンタルヘルスと危機介入/大橋敏子」

 先日の学生相談研修会のワークショップで事前に参加者の関心を募ったら、留学生対応の問題がでてきたので慌てて図書館に予約したのですが、研修会には間に合いませんでした。
 留学時はカルチャーショックもあってメンタルヘルス的にはかなりクリティカルな状態になっていると思います。類書はほとんどないので、この分野にかかわる人は必読でしょう。
 危機介入の基本として筆者も連携を強調していますが、最初の方にはせっかくベテランカウンセラーに紹介したけれど有効な援助に繋がらなかったという耳のいたい話もありました。


 読んでいたら自分の名前が本文に出てきてちょっとびっくりしました。危機介入に関してはぼくも論文を書いているので、事前にビブリオに載っているかどうかスキミングして発見できなかったので、読んでいただいてないのかなと思ってました。取り上げていただいたのは嬉しかったです。残念ながらビブリオには記載漏れで、名前も「祐」になってましたが、まあよしとしましょう。そういえばこのあいだの横浜市立大学の危機介入概説論文に引用されたときも「大田」になってましたね。まあ間違いどころのある名前と言うことですね。

外国人留学生のメンタルヘルスと危機介入
外国人留学生のメンタルヘルスと危機介入大橋 敏子

京都大学学術出版会 2008-07
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