「世界一受けたい授業」なんかに出てくる大学の先生は適度にデオドラントされていて、時折キャラ立てて司会者につっこまれたりしたとしても、可愛い素人さんの延長みたいな感じで許されちゃう感じ?
脳トレブームの川島先生はそこいくと肉食系というか、研究者のいろいろな葛藤やら欲望がわき出している感じで、決してポリゴン化されたマスコットじゃない自分をはっきりプレゼンしている。
難しい話をしたら産学連携について研究者がどういうスタンスを取るべきか、社会に還元できる科学的研究は何かとかいろいろ考えさせられる一冊。
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