「1Q84」に関しては佐々木中さんの「生への侮蔑、『死の物語』の反復」を読めば十分と言う気がしています。
村上春樹はオウム批判をしつつ、オウム事件の反覆を天吾と青豆に演じさせている・・・
プレモダンとしてのカルトが超越性というキーワードでユングと結びつく、個人的には嫌な展開です。
ユングとシュピールラインの関係について確か河合俊雄さんは第三者にはわからないというようなことをかいていましたが、ほんとはもっと踏み込んでポストモダンでははかれない聖なる関係とでもいいたいのかと邪推してしまいました。
村上春樹の「物語」―夢テキストとして読み解く | |
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