自殺

大学生の自殺対策

木曜日に人文学部の教員向けに大学生の自殺対策について話すのでパワーポイント作っています。参考資料を挙げておきます。 自殺サイト:自殺 臨床心理学 自殺リスクの要因分析|自殺対策支援センターライフリンク 大学生の自殺対策ガイドライン2010(全国大学…

シュナイドマン、死の直前の一冊 「生と死のコモンセンスブック−シュナイドマン90歳の回想/エドウィン・シュナイドマン」

自殺学の泰斗、シュナイドマン博士が死を迎える直前に執筆した最後の著書。 何となく精神科医だと思っていたのですが、TATのヘンリー・マレーを師とするサイコロジストだったのですね。内容は心理学的剖検をはじめ、シュナイドマンが生涯をかけて研究してき…

著者自身の修復のプロセス 「犯罪・災害被害遺族への心理的援助―暴力死についての修復的語り直し/E.K.ライナソン」

筆者は精神科医だが、自分自身がうつ病となった妻の自死を経験している。本書は自死・犯罪・災害遺族の修復的な語り直しをテーマにしたものだが、この本の執筆自体が著者の妻の死に対する修復的語り直しであるというところが、文章に臨場感と緊張感を与えて…

翻訳のどこに問題?「自殺願望のある患者へのケア/自殺予防先進国スウェーデンの対策マニュアル」

スウェーデンの自殺対策マニュアルです。 読んでいて、そういえば精神科医 wo/war 氏がこの本の翻訳に関して問題点を指摘していたなと思ってググってみたら、ブログが削除されていた。wo/war 氏はどこを問題としていたのだろう。まあ「自己陶酔者的なパーソ…

アーサーはなぜ自殺したのか/エドウィン・S. シュナイドマン Edwin S. Shneidman 高橋 祥友 訳

これはなかなか凄い本です。少年時代から自殺企図を繰り返し、医師かつ弁護士となったものの33歳で自殺したアーサーの母親、父親、兄、妹、親友、前妻、元恋人、心理療法家、精神科医に「心理学的剖検」概念で有名な自殺学の権威であるシュナイドマン博士が…

アメリカ、マサチューセッツ州のナンケット島で高校生連続自殺

http://www.nytimes.com/2008/03/18/health/18nant.html?_r=1&adxnnl=1&oref=slogin&adxnnlx=1206684632-NTyclkh894imLJ4L+T5vYg