トラウマ映画の心理学/森茂起+森年恵

第1章 トラウマの呪縛『質屋』(シドニー・ルメット)―フラッシュバックの衝撃
第2章 虐待を受けた子ども『愛を乞うひと』(平山秀幸)―母なる世界の再発見
第3章 大惨事の非日常性『フィアレス』(ピーター・ウィアー)―臨死体験と宗教性
第4章 失われた記憶『心の旅路』(マービン・ルロイ)―解離の解消過程
第5章 女性への暴力『噂の女』(溝口健二)―被害の普遍的構造
第6章 閉ざされた内なる宇宙秘密の花園』(アグニエシュカ・ホランド)―見捨てられた子どもの再生
第7章 トラウマの反復と深層『めまい』(アルフレッド・ヒッチコック)―死の不安と愛の可能性
第8章 見えないトラウマ『ユリイカ(EUREKA)』(青山真治)―トラウマ領域からの脱出
第9章 呪縛からの解放『バッファロー’66』(ヴィンセント・ギャロ)―真実の認識と直面
 面白そうなのですが、取り上げられた映画を全く見ていないので後で読むことにしましょう。

トラウマ映画の心理学―映画にみる心の傷
森 茂起 森 年恵

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