責任

 なるべくリスクをおかさず、自己主張したい、他者を批判したいとい気持ちは良く理解できます。もちろん私もブログを書いているわけですから、ブログの情報提供の力は認めているわけです。実名でなければ何も書くべきではないというつもりもありません。だからといって、責任の問題を回避して良いわけではないでしょう。公人だけが責任を負うべきなら、誰もそれをひきうけたがらないのはよくわかる話です。匿名ブログでも書き手はおよそ特定されるわけですから、批判された個人が反論することは限定的ではあるけれど可能ではあります。コメントの部分に関する実名批判とかはどう考えるのでしょうね。ブログ主催者は場を提供するだけで、責任はないと考えるのでしょうか。
 誰にでもわかるイニシャルに変えたら問題が回避されるわけではありません。自らの言葉にどれだけ責任を持つかを示すことも臨床家として重要なのではないでしょうか。