夢生活／ドナルド・メルツァー

　ベティ・ジョセフの「心的平衡と心的変化」、マテ・ブランコの「無意識の思考」、「現代クライン派入門」、「現代クライン派の展開」、「入門メルツァーの精神分析理論」(近刊)と、この1，2年のクライン派関連の出版には驚くべきものがありますね。やっぱり、ガンダムSEEDファンが間違って買っているものと思われます。(そんなことないって)
　夢生活というタイトルですが早期分析の事例も結構多いです。夢の解釈に「お尻」関連のものが多いなと思ったら、クラインが「乳房」を重視するようにメルツァーは「お尻」を「乳房」と同一視するようですね。

p.38 「紋切り型の手の運動」stereotype of movement 常同運動、常同症

p.42　あれこっちではちゃんと常同運動と訳されているなあ、原文がないのでわかりませんが・・・

p.186 「自分の妻とのゆっくりした交際とは大いに異なっていた」slow intercourse だったら「ゆっくりしたセックス」

夢生活―精神分析理論と技法の再検討
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心的平衡と心的変化
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