思春期の女性クライアントを担当とした経験の浅い4人のセラピストの事例提示に菅先生がコメントする形の書籍。
こういう組み合わせではクライアントがセラピーを受けたいという思いより、セラピストがセラピーをしたいという気持ちが上回っている場合が多いみたい。
とくに学校現場ではもっと心理臨床よりスクール・ソーシャルワークの枠組みが必要になってくるのではと思いました。そうすると異性との性的関係を相談されたときに、妊娠や性感染症のリスクなどの現実的な検討ができるのではないかな。
思春期心理臨床のチェックポイント―カウンセラーの「対話」を通して | |
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