間主観性の軌跡/丸田俊彦 森さち子

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 精神分析における間主観性の問題と社会的構築主義を背景にしたナラティヴ・セラピーの流行ってほとんど時を同じくしているけど、あまりこの関連について述べた論文を見かけない。ここら辺を結びつける論考を書いてみようかな・・・

 丸田先生なら心理の学会のことなんか知らないよな・・・と思いつつ読んでいたら、丸田先生のお母様の間主観感性が凄いという話に・・・あわてて見返したら森先生が書いた部分でした。速く読み過ぎました。でも、編著とか共著の場合、名前を省略するのはやっぱりよくないと思う・・・

間主観性の軌跡―治療プロセス理論と症例のアーティキュレーション
間主観性の軌跡―治療プロセス理論と症例のアーティキュレーション丸田 俊彦 森 さち子

岩崎学術出版社 2006-03
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