まあ読みどころは学生相談面接数日本一(二位は東工大の斎藤憲司先生)を誇る青木健次先生の箱庭療法パーツ製作の神髄がかいま見れる中川純子先生の「箱庭療法の道具的本質」でしょうか。王道箱庭派からはセラピストが能動的すぎるとけちをつけられそうですが、村本邦子先生の「トラウマ治療への箱庭療法的適用可能性についての試論」、木村晴子先生が箱庭療法の創始者であるカルフ夫人の思い出を綴った「小さな世界の大きなお母さん ハコニワの住人カルフ夫人」がおもしろかったです。
箱庭療法の事例と展開 (京大心理臨床シリーズ 4) | |
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