第2回スクールカウンセラーのための事例検討会

 3月末に横浜に講師に行くことになりました。
 企画者の方の文章をそのまま載せます。改行とメールアドレスだけ加工しました。


「第2回スクールカウンセラーのための事例検討会」を企画したいと思っております。宜しくお願い致します。
 昨年8月に行いました、SCのための事例検討会の第2段です。
 引き続き、太田先生に講師をお願いし、話題提供者は三本木さんにお引き受けを頂きました。三本木さんは前回、SC活動の始まりを語っただけで、時間になってしまったため、もう少し、話をすすめてご自分の考えをまとめてみたいとのことです。
 みなさんも、三本木さんの事例を通して、ご自身の体験を語ったり、考えをまとめる契機を作りませんか?

以下、会の詳細です。


○日時:2008年3月27日 金曜日、18時15分受付開始、
         18時30分より事例検討会を開始、
         20時55分事例検討会終了。
  途中、15分間の休憩があります。


○会費:1人、お茶代を入れて4000円

(講師の先生謝礼3万円、静岡まで、往復交通費1万5千円、
会場費900円、お茶菓子とお茶、コーヒー代をまかないます。)


○会場:かながわ県民センター・県民活動サホートセンター
   会議室1503(30名)

    *会場は、横浜グループワーク研究会で予約してあります。   
http://www.kvsc.pref.kanagawa.jp/center/areamap.html

○講師:太田裕一先生(現在、静岡大学准教授)

以前、中学校と高校のスクールカウンセラーをされていたことがございます。


 ご存知の方もいらっしゃるかと思われますが、知識と臨床センスの宝石箱のような太田先生です。

 企画者が一昨年入院した前後に、「千と千尋論文」をメールで送って頂く機会をきっかけに、いろいろとメールのやりとりをしているうちに、お知り合いになり、この企画が生まれてきました。
 周知のことかと思われますが、太田先生の読書関連ブログは有名です。
 ご参照くださいませ。
http://d.hatena.ne.jp/you999/

*太田先生を、グループワークの研修、事例検討会、と、神奈川にすでに2度、講師としてお招きしております。



○話題提供者:三本木泰代さん
(神奈川県の湘南ブロックでスクールカウンセラー世話人を長年担当され、ご活躍されています。企画者のこころの友、よき茶飲み友達でもあります。)

・テーマ:学校臨床を成り立たせるための初期の苦労、枠組み作りの苦
労を、まとめ、考えてみる。

・対象者:なるべくなら、現在スクールカウンセラーをやっている人。
     また、守秘義務が守れる人。
     

*お誘い合わせの上、ご参加下さいませ。

(話題提供者からのひとことです)--------------------------------

 こんにちは、今回も話題を提供させていただきます三本木です。
この会は「スクールカウンセラーのためのケース検討」ということですが、ザンネンながら、効果的な方法論の紹介やぴかぴかの成功例のモデルをお目にかけるという趣旨ではありません。あしからずご了承下さい。
 非現実を扱うはずの心理職が、スクールカウンセラーとして現実そのものの学校に配置されて干支がひとまわりちょっと過ぎました。
 文部省のSC活用研究事業開始時の中学生も今や20代半ば、その中にはひょっとしたら現在学校臨床に関わっている人もいるかもしれません。年数を重ねるにつれ、職名の浸透度はかなり高くなっているように思います。学校臨床についての数々の方法論も多くの出版物で目にするところではありますがめまぐるしく移り変わる学校現場で、すべてのSCがそのような方法論を活用した専門性を充分に発揮し確実に活躍しているというわけでもないのです。

 この会では、可もなく不可もない(と、いいのですが…)SCの勤務から、いくつかのエピソードを紹介してみたいと思います。
 設定はかなり変えてありますが、中身は実際の学校での体験にもとづくものです。
 学校臨床では、日常の何をどのように「ケース」として切り取り、効果的とは「誰」に対しての効果なのか、どうなったら「成功」なのか、その一連のエピソードのどこにSCのねらった「方法」があるのか等、おそらく今までの心理臨床の枠組みで考える「ケース」とはまた一味違った視点が必要になってくるのではないかと考えています。

 そのような「ケース検討」以前の検討事項について、講師の太田先生のコメントもいただきながら皆さんと考えていく機会を持つことが出来れば幸いです。

 すぐに現場で役立つ!とはいかないかもしれませんが、年度の切り替えの時期、こんなふうに人の振りみて我が振り直すたぐいの頭の体操なんていかがでしょう?

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(会場が18時から開きます。椅子の移動など、会場の整備にご協力頂けるかたがいらっしゃいましたら、よろしくお願い致します。
21時より5分前に事例検討会を終了し、5分で、会場の現状復帰をしたいと思っております。こちらもご協力頂けたら幸いです。)


18時00分から21時00分までの予約。利用料金900円です。


 現場に入って、スクールカウンセラーとして役立てるってなんだろう。児童、生徒、保護者、先生方に、スクールカウンセラーが出来ることっ てなんだろう、と、日々、忙しい活動の中、振り返る時間のない私達が、年度の締めくくりの時期にゆっくり考えてみる時間を持つのはいかがでしょうか?

どうぞ奮ってご参加くださいませ。(^^)/ ご連絡お待ちしております。


企画者 工藤幸子(旧姓 由比幸子
         学校臨床11年、結婚を機に
         今年度は休職中、只今専業主婦)

お申し込み、お問い合わせは、
工藤幸子

nyoponyopoあっとまーくab.auone-net.jp (あっとまーくを@に変換してください)
 
まで。

お待ちしております。