こちらも「水」をテーマにしたユング派論考。序文を河合俊雄先生が書いてます。
ちゃんと事例に戻ってきたのでそこはほっとしました。それはそれで自らのイメージのつながりの例証として事例があるみたいな構造が個人的に苦手。事例研究と名うつからには、個別性より普遍性が重要視されるべきという意見もあるけどね。
あとがきを見て知りましたが、著者のご主人が精神分析家の福本修先生とのこと。精神分析家のご主人と、ユング派の奥さんというと、まずはイギリス独立学派の分析家パトリック・ケースメントとユング派分析家のアン・ケースメント夫妻を思い出しますが、ご家庭ではディスカッションされたりするのかな・・・などと想像。
水イメージからみた心理療法 | |
日本評論社 2008-10 売り上げランキング : 242249 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 フツーの子の思春期―心理療法の現場から 方法としての面接―臨床家のために 京都「癒しの道」案内 (朝日新書) 軽度発達障害の心理アセスメント―WISC‐3の上手な利用と事例 ロールシャッハ診断法 1 (ライブラリ心理学 11) |