学校にソーシャルワーカー 文科省が08年度から

 遅すぎたという気もするけど、小中学校にソーシャルワーカーが置かれる方針らしい。山下英三郎氏などの先進的な試みはあるもののソーシャルワーク業界ではまだまだこれからの分野。学校で必要なのがまずはソーシャルワークであることを考えると正常化といえる。河合先生の死の直後にこういう話が出てくるのは何だか象徴的。人材は臨床心理士社会福祉士など多方面から。国家資格所持者と競争力のない(そういう理由で医療心理師を否定した)臨床心理士の方々はちょっと心配な話か。こんなことなら教育・医療分割した国家資格化をしておけばよかったなんてことにならなきゃいいが。(それにしても非常勤モデルが障壁になっただろうけど。)
 いずれにせよ医療同様、教育領域でも他職種協働モデルが求められているのは確か。歓迎したい。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801060188.html