イギリスの本なので例によって「マンガ」というよりは「イラスト」です。
結構マイナーな分析家のこともとりあげていて、かつ文字情報が少ないので入門と言うには高度かもしれません。
訳はシャーロキアンで有名な小林司氏ですが、やや細部に配慮が足りないようです。Psychoanalystを「精神分析医」と訳したせいで、クリストファー・ボラスも「精神分析医」になってしまい、さすがにおかしいと思ったのか、ロイ・シェイファーは「指導心理学分析医(training analyst?)」として、よけい変になってしまいました。「ジーン」・ピアジェ、カール・「ギュスタフ」・ユング、など固有名詞表記も甘いです。
マンガ 精神分析学入門 (ブルーバックス) | |
オスカー・サラーティ 講談社 2010-01-21 売り上げランキング : 100550 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 動かしながら理解するCPUの仕組み CD-ROM付 (ブルーバックス) 理系のための「即効!」卒業論文術 (ブルーバックス) 性的なことば (講談社現代新書 2034) 老化はなぜ進むのか (ブルーバックス) 太陽系シミュレーター Windows7/Vista対応版 DVD-ROM付 (ブルーバックス) |