【購入数】★★
統合失調症の心理療法というテーマも興味深かったのですが、注目は書評欄。
松木邦裕先生の「私説対象関係論的心理療法入門」の書評の担当者が、放送大学の大場登先生。なかなかにくい演出です。かつて大場先生の「ユングのペルソナ再考」の書評を松木先生が担当し、それに大場先生が反論。心理臨床学会で松木先生が大場先生を座長に指名するという「因縁」の対決でつい期待しましたが・・・
松木先生の分析スタンダード志向に軽くジャブを打った程度。字数も短くて仕方がありませんが、章立てを引用する字数があれば、本質的な批判など試みてまた書評界をもりあげていただきたかったです。
p.825 に Vol.6 No.1 の予告が出ていますが、僕も書評特集「今年の注目! 私の5冊」に書かせていただきました。現在更正中、違った、校正中です。お楽しみに・・・
p.825 中釜洋子(上智大学) → (東京大学) だと思います。(くどい・・・)
臨床心理学 (第5巻第6号) | |
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