基本的に読了本を掲載することにしていますが、900頁もあるのでメモ代わりに使います。
戯曲「ゴドーを待ちながら」で有名なノーベル文学賞作家サミュエル・ベケットの伝記。精神医学、精神分析的にはジェームズ・ジョイスの統合失調症の娘ルチアに惚れられたとか、ウィルフレド・ビオンとのタヴィストックでの治療などが注目ポイントです。
ビオンがグループやっていたのは初期の頃だけだったはずで、この記述は不正確。
彼は後にグループ心理学の権威となるが、当時はまだ、ベケットの治療に当たって、医者・患者一対一の関係を実践した。 p.220
精神分析関係の翻訳はちょっと残念で、Schizoid が「分裂症」になっちゃってますね。
サミュエル・ベケット―ある伝記 | |
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