統合失調症
外在化路線で統合失調症も向精神薬も擬人化されています。マンガ家の方のお父様も統合失調症だったのですね。マンガでわかるはじめての統合失調症佐俣 由美 肥田 裕久 by G-Tools
マンガによる統合失調症入門。漫画を描いている中村ユキさんは母親の統合失調症体験をエッセイマンガにして「わが家の母はビョーキです」の作者。やはり実体験があるから、エピソードにもリアリティがありますね。わかりやすくてお勧めです。マンガでわかる…
原題は"The Skipping Stone - Ripple Effects of Mental Illness on the Family" (水切り石 精神病が家族に与えるさざ波的な効果)。翻訳物ではよくあるんだけど、ちょっとしゃれた感じのタイトルが日本語に移してニュアンスが消えちゃうのは残念。まあ、「水…
14歳の時に統合失調症を発症。自死を迫る幻聴に脅かされ、家族からは病気を否認される。高校の中退、家族から見捨てられるような形での単身生活から男娼になり、そして精神科病院への入退院の日々。精神科病院での集団レイプ体験などまさに生き地獄のような…
宗教学の星川先生と、ユング派、統合失調症の神秘体験につていの著書のある松田先生のコラボレート本。半分はふたりの対話なので読みやすい構成です。 p.25 夢の内容があまりにも素晴らしいだけに、ウィトゲンシュタインが自分の夢をプロトタイプで表面的な…
やどかりの里、ビレッジ、家族会。統合失調症からの回復を支える ‐心理教育・地域生活支援・パートナーシップ‐星和書店 2010-03-24売り上げランキング : 187947Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 統合失調症から回復するコツ―何を心がけるべきか 治りま…
中学、高校で精神疾患のことなんかほとんど教わらなかった。こんなにメジャーな疾患なのに知られなさ過ぎるね。幼少時より母親が統合失調症を発症していた著者のマンガ体験談。わが家の母はビョーキですサンマーク出版 2008-11-18売り上げランキング : 6503A…
統合失調症の患者さんへの現実的な就職支援・コーチングという感じです。 急性期の患者さんを地域で一般応募された非専門家(それでも心理学を学んだ人が多いそうですが)が支えるというソテリア・ハウスの試みは興味深いですね。このあいだ読んだリチャード・…
コンパクトな本だけど良書。患者さんへの病名告知、第3世代向精神薬の単剤投与、そしてビデオ「幻聴君と妄想さん」を使った心理教育。患者さんが治療過程を確認するための「クライエント・パス」付き。統合失調症から回復するコツ―何を心がけるべきか星和書…
精神科医のリチャード・ワーナーというと『統合失調症からの回復』で、向精神薬の開発は劇的に統合失調症の治療状況を改善したわけではない、という結構過激な主張を統計的な裏付けをもって論証した論客だけれど、この本もまた統合失調症の予防・早期回復へ…
統合失調症に関する一歩進んだ入門書。症状などの記述が細かくて読んでいるとちょっと現実感がぶれてくる。あなたの難しい人―統合失調症者を理解したい人のためにプリメド社 2009-03売り上げランキング : 47149Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 統合失…