2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

精神科病院で拘束・隔離1万2850人…厚労省調査(読売新聞記事)

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拘束の人数と隔離の人数をそのまま足しちゃっていいものなのかな。拘束されている人は、ほとんど隔離室を使うのではないかと思うのですが・・・こういう記事だと記者さんが隔離室とか拘束の実際を取材しているのか疑わしくなっちゃいますね。http://www.yomi…

臨床心癒士

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あえてリンクは張りませんが、福岡の有限会社で臨床心癒士協会というものを立ち上げているところがあるようです。医療心理士学会が認定していた「医療心理士」など紛らわしい資格名はあんまり歓迎できません。だいたい「りんしょうしんゆし」なんて言いづら…

大和住販

口答でもう電話しないと約束いただきました。 http://www.daiwajuhan.com/corp/kgaiyou.html

日本学生相談学会推進研究

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あたりました。研究計画を整えないと・・・

逃亡者たち 脱現実と自己愛の病理

【購入数】★ 著者は立命館大学教授で精神科医です。虐待、ひきこもり、アルコール依存、自殺などの現代的なトピックを自己愛の病理という視点からまとめています。モノローグで表現された事例が新鮮な感じです。カーンバーグ、コフートなど精神分析的な視点…

 全心協の会員増加

デスマさんの反論を読んで感じたことですが、僕も会員勧誘にあたって入会しないと不利益があるなどほのめかしたり、入会したかどうかしつこく確認するといったことが上司から行われるのはまずいと思うのでそんなに認識に差はないのかも。 でも、そうすると全…

上下関係

「臨床心理ですが」さん、こんにちは。長くなりそうなので、こちらでコメントします。 教員と学生の関係は、学生とクライアントの関係とパラレル・プロセスになりますからね。構造上の上下関係を緩和するようなくふうが必要になりますよね。 yuiさんの発言も…

他者と死者 ラカンによるレヴィナス/内田樹

内田樹の研究室 http://tatsuru.com/ 弟子が師から学ぶのは、師がさらにその師から律法を学んだときの「学ぶ作法」だからである。 これはまさにその通りだと思います。 引用はレヴィナスが師についてタルムードを読んだときのことを指しています。師はユダヤ…

哲学者の密室/笠井潔

挫折せずに読むレヴィナス入門といったらこれ。というかレヴィナスの著作を読んだことないので大きなことは言えませんが。ミステリだけど、格好の哲学入門になっています。ただしシリーズもので前作のネタバレもあるので、ミステリ好きな方は「バイバイ・エ…

ミニューチンの家族療法セミナー/サルバドール・ミニューチン W・Y・リー G・M・サイモン

【購入数】★★ 家族療法家のミニューチンと彼のスーパーバイジーたちによるセミナーの記録。精神分析のクライアントがやっぱり成功した白人が多いのに対して、他民族で低所得層の人々が多いのはやっぱりえらいなと思いました。 「米国では数少ない離婚してい…

精神障害のきょうだいがいます/兄弟姉妹の会 編

【購入数】★ 精神障害を抱える人たちの苦しみが一番大きいことはいうまでもない。が、精神障害者をきょうだいに持つ人々も、いわれのない偏見を持たれたり、きょうだいの病気の悪化に伴って苦しい体験をしている。この本は精神障害のきょうだいを持った人た…

魔王/伊坂幸太郎

伊坂幸太郎の新刊が出るようです。魔王伊坂幸太郎 講談社 2005-10-20売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools

新しいうつ病論/高岡健

id:Couta さんがおっしゃるように新自由主義批判の本です。 拒食症を差異化強迫としてとらえる視点は興味深く拝読しました。新しいうつ病論―絶望の中に見える希望高岡健 雲母書房 2003-10売り上げランキング : 149,854Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 …

心理臨床学研究 Vol.23 No.3

以前このブログでも取り上げた「夢の分析」の書評を放送大学の滝口俊子先生が書いてるけど、露骨な同門ぼめに見えてしまう。まあ、滝口先生は思ったとおり書いてるだけなんだろうけど。しかし書評の中で同書に対する他者の書評を引用するのは、手抜きといわ…