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いけちゃんとぼく/西原理恵子

【購入数】★ 西原理恵子、やっぱり天才。今頃読んだために、昨年の臨床本 Best 5 にいれなくて大後悔。 過去の自分への手紙、これがナラティブでなくて何? 読んで泣くべし。すぐ注文。いけちゃんとぼく西原 理恵子 角川書店 2006-09-01売り上げランキング :…

心理療法の常識/下坂幸三

【購入数】★★ 内容(「BOOK」データベースより) 著者が唱える「心理療法の常識」は、地道な経験の積み重ねの中から臨床に役立つこと、治療に有用なことがらを丹念に集め、それらを精製して織り出したものである。大小を問わず「常識」の数々が具体的事例と…

うつ病新時代 双極Ⅱ型障害という病/内海健

【購入数】★★★★★★★★★ 内容(「BOOK」データベースより) わが国のうつ病患者数はいまや100万人を超え、『国民的病』となりつつある。その病因は、過労、ストレス、対人関係などで変幻自在にあらわれかつ治りにくい。こうした新しい傾向に対処するため、精神…

分析の経験/ネヴィル・シミントン

【購入数】★★★ 内容(「MARC」データベースより) 精神分析とは2人の人間のあいだに生じる、深い情緒的経験である-。タビストック・クリニックで行われた30回の連続講義記録。面接室の中の雰囲気を、日常語を駆使して伝えようとしたユニークな試み。 目次 背…

精神分析における未構成の経験/D.B.スターン

【購入数】★★★ 第1部 構成された経験と未構成の経験 1 差し出されたものと作り上げたもの ―構築主義の考え方― 2 未構成の経験 ―序論― 3 慣れ親しんだ混沌 ―防衛としての未構成の経験― 4 創造の源となる無秩序と自然に生じてくる知覚 ―可能性としての未…

パーソナリティ障害の診断と治療/ナンシー・マックウィリアムズ

本題とは関係ないけど、ヒステリー性パーソナリティの事例として、ロックバンド「シルバーヘッド」のマイケル・デ・バリスの奥さん(伝説のグルーピー)が挙げられてます・・・またDavid Allen なんてセラピストもヒステリーについて書いているようですが、当…

子どもたちとのソリューション・ワーク/インスー・キム・バーグ テレサ・スタイナー

【購入数】★★★★ 原題は "Children's Solution Work" 。"Working with Problem Drinkers"(邦題:飲酒問題とその解決)のように"Working with Children"であったら邦題でもよいと思いますが・・・。精神分析でもワーキング・スルー(徹底操作)の主語は誰なのか、…

失踪日記/吾妻ひでお

ロリコン・SFマンガ家の吾妻ひでおの失踪−ホームレス生活、そしてアルコール依存症として精神病院入院体験が描かれています。いやあ、吾妻ひでおの絵が懐かしい。アルコール依存症の幻覚の描写が何とも恐ろしいです。失踪日記吾妻 ひでお イースト・プレス…

雰囲気としての心理面接/高良聖

【購入数】★★★★ 精神科医の神田橋條治先生も「雰囲気」の重要さは強調されている。高良先生のこの著作も、クライアントとのインターフェイスなど表層の部分に焦点を当てているところがおもしろいし、そこが現実にクライアントと向き合うときに一番重要なこと…

統合失調症あるいは精神分裂病/計見一雄

【購入数】★ 千葉県精神医療センター所長の精神科医による統合失調症/精神分裂病論。プレッコス・ゲフュールや、エスとかいった精神科系のジャーゴンのなで切りからはじまって、実名での精神病院批判等、けっこう私の好きな罵倒系かしら。 かつて勤めていた…

内省心理療法入門/光元和憲

【購入数】★★★★★★★★★ 第1部 内省心理療法―わたしの歩み(神田橋セミナーでわたしの学んだこと 「うつ病」の診断を受けている30代女性のカウンセリング) 第2部 「グロリア」再考 第3部 イメージと言葉について考える(『となりのトトロ』考 試論 箱庭療法を考え…

精神分析/土居健郎

【購入数】☆★★★★ 講談社学術文庫。手軽な値段で読めるが、内容は深い。ベテランにもお勧めの一冊。 神田橋條治先生の「治療のこころ」、中井久夫先生の「関与と観察」にもお勧め文が掲載されています。精神分析土居健郎講談社 1988-11売り上げランキング : 6…